pikesaku’s blog

個人的な勉強メモです。記載内容について一切の責任は持ちません。

OpenStack Ironic調査メモ

news.mynavi.jp
OpenStack Ironicを動かしてみました Part1 - テックセンター - Blog - テックセンター - Dell コミュニティ
OpenStack Ironicを動かしてみました Part2 - テックセンター - Blog - テックセンター - Dell コミュニティ

www.slideshare.net


・ベアメタル・プロビジョニングを実施
 
・サーバの電源操作や起動順位の操作が必要 
 
PXE、IPMIを利用。対応したドライバを提供
 
・より幅広い物理マシンを扱うために、各ベンダーに対応したドライバも提供
 
・物理インスタンス時、ディスク初期化などクリーニング処理を実施
 
・役割は以下の通り。
 ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)
 データベースホスティング
 高性能かつ高セキュリティ要件のための専用ハードウェア
 クラウドインフラの高速デプロイ
 
・物理マシン情報を事前に設定する必要あり。情報は以下の通り。

登録情報 説明
物理マシン情報 IPMIのIPアドレスとユーザー名とパスワード、サーバSPEC、MACアドレス
対応するベアメタルドライバ ベアメタルドライバ。IPMIが汎用的に利用される。特定HWベンダ向けとしてCIMC、iLO、DRACがあり
対応するデプロイイメージ 最初にブートするイメージ

 
・ユーザー操作時に指定が必要な情報は以下の通り

登録情報 説明
ユーザーイメージ 物理マシンに書き込まれるOSイメージ
フレーバー 指定したフレーバーを超えるスペックを持つ物理マシンが選択
ネットワーク デプロイ後に接続するNW。物理スイッチと連動し実現

 
・Ironic物理インスタンス起動フロー
 ①Novaがフレーバー選択し、Ironicにデプロイ指示
 ②IronicはGlace、Neutronと連携しデプロイイメージをTFTPサーバにコピー
 ③Ironicは対象サーバにIPMI経由でPXE設定&起動をする。
 ④TFTPサーバが対象サーバにデプロイイメージを送信し、デプロイイメージが起動
  ※対象サーバのMACアドレス情報も見てデプロイイメージ送信判断
 ⑤デプロイイメージにより対象サーバのローカルディスクがIronic稼働ホストのiSCSIターゲットとして認識
 ⑥IronicがddコマンドでOSイメージをiSCSIターゲットに書き込み。
 ⑦Ironicがローカルディスクから起動する設定をして対象サーバを再起動する。