pikesaku’s blog

個人的な勉強メモです。記載内容について一切の責任は持ちません。

AWSハイブリッド接続パターン

一覧

No タイプ AWS側GW 接続
1 S2S VPN VGW CR→Internet→VGW→VPC→Subnet
2 S2S VPN TGW CR→Internet→TGW→VPC→Subnet→TGW ENI
3 DC CR→専用線/閉域網→CR(DCL)→VIF(Public)→AWSグローバルNW
4 DC DXGW CR→専用線/閉域網→CR(DCL)→VIF(Private)→DXGW→VGW
5 DC TGW CR→専用線/閉域網→CR(DCL)→VIF(Transit)→DXGW→TGW→TGW ENI

※S2S=Site-To-Site VPN
※DC=Direct Connect
※DCL=Direct Connect Location
※DXGW=Direct Connect Gateway
※CR=Custmer Router
AWS機能によるものに限定。EC2にVPN実装するパターンは省略。

各GWリソース

GW マネージド 関連付け先 特徴 VPC間接続 拠点間接続
VGW リージョナル VPC VGW接続NWを広報
n(拠点):1(VGW)で接続
VPC1個 or 0個と接続
不可
VGW間通信不可の為
VPCピアリング必要
可能
TGW リージョナル TGW ENI 数千のVPCとTGW ENI経由で接続可能 可能
複数ルートテーブル保持可能
可能
DXGW グローバル VGW/TGW 10個のVGWと接続可能
DC占有接続の場合、50VIF利用可
10*50=500のVGWと接続可能
VGW接続時は不可
VPCピアリング必要
可能

ポイント

TGW ENIはIF型エンドポイント。

TGW ENIは専用サブネットに配置した方が良い。

VPN接続パターン(VGW or TGW)

参考URLより引用

TGW ENI専用サブネット配置

参考URLより引用

S2S VPN & Direct Connect冗長化

参考URLより引用

他拠点接続

参考URLより引用

Direct Connectとの物理接続タイプとして占有(Dedicated)と共有(Hosted)の2タイプあり。共有はパートナー事業者のVIFを借りる形。

VGWはGW型エンドポイント

拠点から通信可能な範囲

以下原則に従う。
・IF型エンドポイント間は接続可能
・IF型エンドポイントとGW型エンドポイントは接続可能
・GW型エンドポイント間は接続不可

接続可能

・VGWアタッチされたVPCIPアドレスをもつEC2等のリソース ※Route53 DNSサーバ除く
・IF型VPCエンドポイント

接続不可 ※あくまで直接。TGWの利用、IF型エンドポイントやGWとなるEC2等を経由すれば接続可能

・IGW等の他のゲートウェイ型エンドポイント。VPC透過的なインターネット接続不可。
・パブリックIPでアクセスするAWSリソース。VPG→IGWが通信できない為。
VPCDNSサーバIP